← じょうほうにもどる
コラム 2026年07月01日

子どもの寝かしつけのコツ|スムーズに眠るための習慣づくり

「寝かしつけに毎晩30分以上かかる」「やっと寝たと思ったら夜中に起きる」——そんな悩みを抱えるパパママは多いですよね。実は、寝かしつけがうまくいかない背景には子どもの睡眠の仕組みが深く関わっています。仕組みを理解して、毎日の習慣を少し工夫するだけで、ぐっと楽になることがあります。今回は年齢別の睡眠の特徴と、今夜から試せる寝かしつけのコツをわかりやすくお伝えします。

暖色の灯りがともる寝室で親が子どもに絵本を読みながら寝かしつけているやさしいイラスト

なぜ寝かしつけに時間がかかるの?年齢別の睡眠の特徴

子どもの睡眠は大人とは大きく異なります。成長段階によって睡眠リズムや睡眠の深さが変わるため、「昨日はすぐ寝たのに今日は全然寝ない」ということも起こりやすいのです。

新生児〜3ヶ月:昼夜の区別がない時期

生まれたばかりの赤ちゃんは体内時計(サーカディアンリズム)がまだ発達していません。1回の睡眠が45〜60分程度のサイクルで繰り返されるため、昼夜を問わず目を覚ますのは自然なことです。この時期は「寝かしつけのテクニック」より、ご自身が休める時間を確保することが最優先です。

4〜6ヶ月:睡眠リズムが整い始める時期

生後4ヶ月頃からメラトニン(睡眠ホルモン)の分泌が始まり、昼と夜の区別がついてきます。この時期から、毎日同じ時間帯に寝かしつけをするルーティンを取り入れると効果的です。朝は決まった時間にカーテンを開けて光を浴びせ、体内時計を整えましょう。

1〜3歳:「眠くない!」の主張が始まる時期

自我が芽生えてくる1歳以降は、「まだ遊びたい」「眠くない」と主張して寝かしつけに抵抗するケースが増えます。この時期は決まった就寝時間と入眠ルーティンが特に重要です。「この流れが終わったら寝る時間」と子ども自身が理解できるようになると、スムーズに眠れることが増えてきます。

✍️ 運営スタッフの体験談

わが家の息子は、とびきりのパパっこでした。お風呂も寝かしつけも「パパじゃなきゃイヤ!」。夜泣きのときは、パパが抱っこして廊下を延々と行ったり来たり……。初めての子育ては分からないことだらけで、寝る時間もままならず、本当に苦労したのを今でも覚えています。

一方で娘はママっこ。どんなときも「ママがいい!」の一点張りでした(笑)。だからこそ、ママにも休める時間が必要だと心から感じた時期でもありました。今まさに寝かしつけと格闘しているパパママ、本当におつかれさまです。完璧じゃなくて大丈夫。少しずつで十分です。

今夜から試したい!寝かしつけの7つのコツ

小さな習慣の積み重ねが、子どもの睡眠を大きく変えます。すべてを一度にやる必要はありません。できそうなものから取り入れてみてください。

①毎日同じ「ねんねルーティン」をつくる

「お風呂→パジャマ→歯みがき→絵本→消灯」のように、毎晩同じ順番で行動するルーティンを作りましょう。繰り返すことで子どもの脳に「この流れが来たら寝る時間だ」という信号が届くようになります。ルーティンは20〜30分程度が目安です。

お風呂・パジャマ・絵本・おやすみの寝る前ルーティンを4コマで並べたイラスト
毎晩同じ「ねんねルーティン」が眠りのスイッチになります

②就寝1〜2時間前はスクリーンをオフ

スマートフォンやテレビの画面から出るブルーライトは、メラトニンの分泌を抑制することが研究で示唆されています。就寝の1〜2時間前にはスクリーンをオフにして、穏やかな過ごし方へ切り替えましょう。

③部屋を暗く静かにする

人間の脳は暗くなるとメラトニンを分泌し、眠気を促します。就寝前から徐々に照明を落とし、寝室は豆電球か真っ暗な状態にするのが理想です。音も大切で、テレビや会話の音は子どもが眠りに落ちるまで控えめにしましょう。

④お風呂は寝る1〜2時間前に

お風呂で体温が上がり、その後体温が下がるタイミングに眠気がやってきます。就寝の1〜2時間前に入浴するのがもっとも効果的とされています。就寝直前のお風呂は逆に目が覚めてしまうことがあるので注意しましょう。

⑤絵本の読み聞かせをルーティンに入れる

絵本の読み聞かせは、子どもを穏やかな気持ちにして眠りへ導くだけでなく、言語発達や親子の絆を深める効果も期待されています。声のトーンをやや低めにゆっくり読むと、よりリラックス効果が高まります。

関連記事:絵本の読み聞かせが子どもに与える効果は?言葉・心・学力への影響と続けるコツ

⑥スキンシップで安心感を与える

背中をゆっくりさすったり、手をつないだりするスキンシップは、子どもに安心感を与えオキシトシン(幸福ホルモン)の分泌を促すと言われています。「ここにいるよ」と感じさせることで、子どもが安心して眠りに入りやすくなります。

⑦ひとりで眠れたら大げさなくらいほめる

子どもが自分で眠れたとき、翌朝「昨日は自分で寝られたね、すごい!」と具体的にほめましょう。小さな成功体験を積み重ねることが、ひとり寝の習慣づけにつながります。

やってしまいがちなNG行動

よかれと思ってやっていることが、実は逆効果になっているケースがあります。

  • 眠くなるまでずっと起こしておく:疲れすぎるとコルチゾール(ストレスホルモン)が増えてかえって眠れなくなることがあります。眠そうなサインが出たら早めに寝かしつけを始めましょう。
  • 昼寝を削りすぎる:3歳頃までは昼寝が夜の睡眠の質に影響します。昼寝を極端に減らすと夜に興奮しやすくなることがあります。
  • 就寝時間が毎日バラバラ:体内時計が乱れ、眠気のタイミングがずれてしまいます。週末も極端にずらさないことがポイントです。
  • 寝室でスマホを使う:大人がスマホを使っていると子どもも気になって眠れません。寝室はスマホを持ち込まないルールにするのが理想です。

それでも眠れないときは?

ルーティンを整えても寝かしつけに苦労することはあります。特に次のケースは一度専門家に相談することも選択肢の一つです。

  • 就寝から1時間以上経っても眠れない日が続く
  • 夜中に何度も目を覚ます(とくに生後6ヶ月以降)
  • いびきが大きい・口を開けて寝ることが多い(睡眠時無呼吸の可能性)
  • 日中に眠気が強く、機嫌が悪い日が続く

かかりつけの小児科医に相談すると、成長・発達・環境などを総合的に見てアドバイスをもらえます。

なお、赤ちゃんが夜中に目を覚ます「夜泣き」については別記事で詳しく解説しています。
赤ちゃんの夜泣きはいつまで?原因と今夜から試せる乗り切り方

🚗 cobitoworks-kidsができた理由

子どもたちがじっと過ごしてくれるわずかな時間に、YouTubeを見せることもありました。でも、無作為に表示される動画には内容に抵抗のあるものも多く、著作権などへの意識が低いと感じるコンテンツも少なくありません。長年クリエイターの仕事をしてきた身として、そこにはどうしても引っかかるものがありました。

そこで、息子が大好きな「はたらくくるま」に焦点を当てた cobitoworks-kids を始めました。ママやパパが少しでも休める時間を持てるように、そして子どもたちに安全に楽しめるコンテンツを届けられるように——そんな思いを込めています。寝かしつけ前のひとときに、よかったらのぞいてみてくださいね。

笑顔のトラックやショベルカーなど、はたらくくるまが並ぶcobitoworks-kidsのイラスト

まとめ

子どもの寝かしつけをスムーズにするために大切なのは、毎日同じリズムと習慣です。年齢によって睡眠の特徴は異なりますが、「毎晩同じルーティンで、決まった時間に暗い部屋で」という基本は共通しています。一度にすべてを変えようとせず、今夜から一つだけ試してみてください。少しずつ習慣が積み重なると、寝かしつけの時間が親子にとって心地よい時間に変わっていきます。

← じょうほう いちらんへ